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黒の召喚士

異世界のチートものですが、画力と話の構成が上手く、軽目で楽しめる作品です。

自分にマイナスの設定を課すことで過剰なチートを得るというタイプですが、そのマイナスに「記憶」を選んだため、転移ものであるにかかわらず転移前の状態がないも同然になっている点が特徴です。
見方をかえれば、異世界転移ではなく単に異様に強い現地人の物語ともとれてしまいます。

チート能力の他に転移を行った女神を仲間にしているなどお約束的な部分が目に付くこともありますが、初期においては適度な突っ込み役と程度の存在なのでまだ良いように思います。

タイトルにある通り「召喚士」なのでモンスターを手駒に加えていき、そこがやはり面白さの1つだと思います。主人公以外が活躍する場面が見られますので。

ただし召喚というより従属という感じで、某ボールを投げて対象を捕まえるゲームのような仕組みに思え、「別の世界から何かを呼び出して用いる」というのを想像すると違和感があるかもしれません。

基本的に戦闘メインらしく、そのあたりの割り切りが読みやすさに繋がっていると思います。
話が進むに連れて妙に戦闘狂(バトルジャンキー)と強調する場面が多く、キャラクターの特徴付けのためとはいえ何度も繰り返されると辟易する部分もあります。

具体的な描写はほぼないものの2巻にてセックスシーンがでてきます。
鈍感主人公ではないので流れ的に違和感もすくなく嫌な感じは受けませんが、そこまでの必要性も感じませんでした。

「黒の」と付くあたりに中2感が強いですが、その点はあまり気にせず気楽に読めて楽しめる作品だと思います。

『黒の召喚士』の特徴

  • 転移物なのに転移前の記憶がない主人公
  • モンスターを引き連れての活躍
  • 勢いのある戦闘シーン
  • 敵対者は必要に応じて命を奪い、後悔などはなし
  • 転移を行う女神も共に行動

『黒の召喚士』の絵柄

絵柄に特徴もありつつデッサンに狂いもなく、アングルの変化にもきっちり対応していて上手い絵です。

簡略化が強いですが手抜きにはみえませんし、むしろ背景やアクションシーンの効果描写を加味すると丁度良い人物表現に思えます。
頑張りすぎてごちゃごちゃしてしまい見づらくなった作品はわりと多くありますので。

対して質感の描写は少し微妙です。
医師や布や金属等の表現が弱くみえ、それらの存在感が薄く感じます。

とはいえ問題に思える程ではなく、充分に商業レベルだと思いますので安心して購入できます。

『黒の召喚士』の見所

「モンスター」が見所です。

せっかくの召喚ものなので、やはりモンスターの成長や関係性の変化などが見所でしょう。

戦闘メインなだけあって強者対主人公というだけではなくなるため場面に起伏も生じますし、この起伏が作品を飽きさせない要素になりえます。

残念なのは無数のモンスターを引き連れるようなものではなく、強い固体の少数精鋭になりそうな点でしょうか。

いろいろなモンスターが見られるという楽しみはあまり期待できないかもしれません。

『黒の召喚士』のKindle予約情報

2巻が2018/11/25に発売されました。

『黒の召喚士』のKindle新刊既刊情報

最新巻2巻
発売日2018/11/25
次巻3巻
発売日情報なし
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復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

異世界転移もので、女性が主人公の物語です。

少女漫画に分類されるようで、登場人物もその関係性も少女漫画よりです。

具体的には以下のような感じです。

  • 疎外される主人公
  • 主人公の疎外の原因となる女友達
  • 女友達を過度に慕う取り巻き

ただ、この関係性にはちゃんと理由があるようで、単にそれぞれの性格や過去の行き違いなどが原因ではなさそうです。

亜人も住む世界に転移させられたので人間以外もすんでいますが基本は人型で、タイトルの竜王も人型です(竜と人のどちらが本来の姿なのか分かりませんが)。

そのため姿形が異形のものとの恋という物語ではありません。

チート的なものとして「精霊に特別に愛されている」「魔力の質と量が優れている」というものがありますが、どうやら転移前からのようなので、その点は他の作品と違います。

タイトルに「復讐」とありますが、本質的にはそれほど暗い話ではなく、主人公の性格や行動のおかげで明るいめとさえ言えるお話です。

『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』の特徴

  • 女性が主人公
  • 複数人が同時に転移
  • 精霊が重要な世界
  • 精霊と亜人と人間

『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』の絵柄

まとまっていて安定感があり高レベルな絵です。

少女漫画よりですが輪郭線が薄くなく、男性にも魅力的に見えるはずです。

主人公を始め女性キャラクターは可愛く、老年男性などもしっかりとした絵で描かれていて、年齢や性別問わず描けるのだとわかります。

この絵を古いと感じる人もいるようですが、個人的には古さではなく「確かな実力のあるベテランの絵」だと感じました。

『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』の見所

「主人公」が見所です。

主人公の造形や性格や行動が魅力的で、見ていて飽きません。

単に受け身だったり流されるままだったりということではなく、どちらかと言えばやや突っ走るタイプのアクティブなキャラクターです。

ただ、このタイプにありがちな「どう考えても問題になりそうなことを気軽にやらかす」というトラブルメーカータイプではなく、根本的にはちゃんと周りを見て考えられる(ちょっとおもったことを口に出し過ぎですが)常識的な人物という点が魅力を増しているように思います。

余談ですが、時の精霊というキャラクターもとても魅力的です。

『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』のKindle予約情報

1巻が2018/4/5に発売されました。

『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』のKindle新刊既刊情報

最新巻1巻
発売日2018/4/5
次巻2巻
発売日情報なし
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ブサメンガチファイター

異世界ものの中でも、少し軸をずらして独自性を出した作品です。

タイトルに偽りなしといいますか、不細工な顔を不細工に見えるように描いています。

当たり前に思えるかもしれませんが、「不細工な設定なのに美男子(美女)」というのがよくあるパターンなので、その意味ではちゃんとした絵です。

他にも違いとして以下の点が挙げられます。

  • 異世界に行く方法がネット掲示板に書かれている
  • マイナスの設定を付けることで能力値に割り振るポイントを大幅に獲得し、これがチートの裏付けになる
  • 異世界に来る前も不細工(明確な描写は避けられている)
  • 異世界から戻る方法があり、実際に戻って来た人もいる模様

特に3点目が珍しく、変える方法を探すというよくある目的が成立しません。

戻るためにはかなりにリスクを負う必要があるため簡単に戻れるということではありませんが、手段が用意されていることが明示されているのは珍しく、実際に戻った人間の存在も珍しい要素です。

異世界では同様にして転移してきた人物にも出会いますし、異世界という設定自体をあえて軽く描いているのかもしれません。

なお特定のゲームの世界と明示されていませんが、ステータス画面が開くなどがあるため恐らくゲーム世界ということになると思います。

基本的にコメディ方向で気楽に読める作品で、重くない作品を探しているならおすすめです。

主人公の心の声によるツッコミなどに共感を感じられますし、主人公の性格や振る舞いなどで拒否反応がでることはまずないでしょう。

『ブサメンガチファイター』の特徴

  • マイナスの設定がチートの根拠
  • 不細工な男の異世界での物語
  • チートではあるものの、常識をもって自然に力を抑えて行動している主人公

『ブサメンガチファイター』の絵柄

巻末のラフ等をみるとしっかりとした絵が描ける方というのはわかるのですが、作中ではポーズが堅く、やや未熟な印象です。

特に女性の絵が堅い印象で、絵だけでは可愛らしさをあまり感じませんでした。

対して状況の見せ方は整っていて、絵柄に左右されずにどういう場面でキャラクターはどういう心境なのかがわかるように描かれています。

主人公に関しては特徴をうまく描いていて良いと感じたので、2巻3巻と進む毎にこなれてくるのではと思います。

『ブサメンガチファイター』の見所

「不細工な主人公」が見所です。

不細工を不細工に描いているので、この点を活かした物語が展開されるのではと期待しています。

ただ、冒頭では同時にでてくるキャラクターがいい人のため主人公の不細工さに起因する問題がほぼなく(あっても軽度)、不細工であることが活かせていないように思えるので、今後の展開に期待したいです。

『ブサメンガチファイター』のKindle予約情報

2巻が2018/10/25に発売されました。

『ブサメンガチファイター』のKindle新刊既刊情報

最新巻2巻
発売日2018/10/25)
次巻3巻
発売日情報なし
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科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌

異世界転移ものですが、アラクネやハーピーなどの空想の生物に対して科学的な考証をしている点が他とは違う作品です。魔法はないようです。

クリエイターの中にはモンスターやアニメのキャラクターの骨格を作る人もいますが、この作品では骨格ではなく生物学的な面で習性なども含めた検討が行われています(筆者は生物学にくわしくないので内容の正確性はわかりかねますが)。

ただもう1つ大きな特徴がありまして、主人公が「クリーチャー娘のハーレムを作る!」と公言しており、実際に毎回セックスシーンが描かれる点です。

相手は空想上の女性というか雌というかそういうものなので、容姿や年齢などに制限がないも同然で結構危ないラインのキャラクターのシーンもあります。

一応行為の度にそれっぽい考察は入りますが、ストレート過ぎるぐらいにストレートで、この部分が好きか嫌いかが全てでしょう。

なお、現代の技術を伝えるという側面もありますがファンタジー世界の技術自体も踏まえられているため、知識や技術があれば何でもできるという展開ではありません。

そういった点では異世界という世界そのものをテーマにしたスケールが大きめの話ではあります。

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』の特徴

  • モンスターとのセックス
  • 空想上の生物の生物学や民族額的な考察
  • 現代の技術を異世界で適用
  • ハーレム

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』の絵柄

既にいくつかシリーズを刊行している方なので全体的に安定しています。

背景が重いというか硬質で、植物や地面等の自然な柔らかさは苦手なのかもしれません。

キャラクターは独特で、絵柄的にはロリ系ですが目が小さめなのが特徴です。

この作品のテーマ的に動物や昆虫など人間外の部位が多く出て来ますが、そちらの描写は一貫性が強くブレがなく知識による裏付けを感じます。

昆虫やは虫類などが苦手な方にはあまりお勧めできません。結構生々しいので。

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』の見所

「クリーチャー娘」が見所です。

娘といっても種族全体ということではありますが。

良くも悪くもクリーチャー娘を描くことに注力していて、そこが気に入るかどうかは大きな分かれ目です。

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』のKindle予約情報

3巻が2018/11/20に発売されました。

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』のKindle新刊既刊情報

最新巻3巻
発売日2018/11/20
次巻4巻
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異世界おもてなしご飯

乙女ゲー的な雰囲気のあるグルメ系の異世界ものです。

異世界に転移させられた2人姉妹のうち、聖女(勇者的な立ち位置)として呼び出された妹でなく巻き込まれた姉が主役です。

他の異世界ものと大きな違いとして、この姉妹の関係を活かした点が挙げられます。

ほとんど描写がありませんが、召喚した側の要望を叶えるべく妹が行動しているため、妹単体で召喚の本来の目的は果たせています。

結果として、姉は妹がお勤めを果たしている前提のため修行や戦場に出されることもなく、ご飯つくり専念できるという下地が作れています。

料理を作り、その料理で他者との関係を成り立たせる姉の柔らかな物語が楽しめます。

なお、家ごと城の敷地内に転移しているため、中世風の城と日本家屋が並んでいる状態です。

たまに市場に出かけたりしますが、基本的には日本家屋内で料理をしているシーンが多いため異世界感はお付きの異世界人ぐらいしかおらず、その点も他とは違う作品です。

『異世界おもてなしご飯』の特徴

  • のんびり料理漫画
  • 異世界なのに日本家屋内のシーンが多い
  • 乙女ゲー(女性主人公に対して多くの男性キャラクター)
  • 姉も妹もやや共依存関係

『異世界おもてなしご飯』の絵柄

少女漫画の印象を多少感じるハイレベルな絵です。

漫画家というよりはイラストレーター系の繊細な絵であり、テーマや登場人物にあった絵柄だと思います。

料理漫画ということもあり食材や料理の絵が頻出しますが、どれもちゃんと描けています。

表情も可愛らしく魅力的です。

背景もしっかり描いており、人物含めてしっかりとした絵で安心できる作品です、

『異世界おもてなしご飯』の見所

「姉」が見所です。

ストーリ上、本来求められているのは妹であるため、オマケ的な姉がどう異世界で過ごすのかというのが見所になると思います。

役割を与えられるわけでもなく日々を過ごす状況でどういう生活を送るのか?

その営みの結果どうなるのか?

世界を救う戦いの行方のような大層ものではなく、そういう状況に放り込まれた人物のそれほど波風もたたない生き方を追うのも良いものです。

『異世界おもてなしご飯』のKindle予約情報

なし。紙媒体は2巻が2018/10/4に発売されました。

『異世界おもてなしご飯』のKindle新刊既刊情報

最新巻2巻
発売日2018/10/4
次巻3巻
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野生のラスボスが現れた!-黒翼の覇王-

異世界もので、ゲームの世界が舞台で時間経過がありの設定です。

基本的にはよくあるパターンですが、一点違うのは主人公の性別が変わる点。

ゲームのアバターは女性で、プレイヤーは男性という状況での転移のためです。年齢や種族が変わる作品は多いですが、性別が変わるタイプはあまりないように思います(物などの無機物に転生するのはありますが)。

筆者はこの点が合いませんでした…。

話の内容としては、あるゲーム内で有名なキャラクタクーを操るプレイヤーが転移という感じで特に目新しいものは感じません。

転移後は元のキャラクター自体が成長しきっていたので、強いといってもチートとはすこし違うかもしれません。

異世界ものでTSものという珍しいジャンともいえるので、そういった方向に興味がある方にお勧めできます。

なお、設定以外も異世界ものの中では充分なレベルではあるので、TSの好みは無視して読むこともおすすめです。

絵柄

少し古い感じはしますが、レベルは高いと思います。

特に女性キャラクターはポーズなどを含めて可愛らしさや美しさなどを表現しようとしているように見えます。

アクションはやや動いてみる感じですが、止め絵としては迫力があってよいと思います。

少し気になるのはモブを含めた男性の顔で、バランスが悪いというかちょっと違和感が付き纏います。

全体的には良い絵だと思います。

性転換もの(TS)

性転換(TS=transsexual)というジャンルの基礎は、マイナーながらも古くからあります。

「男女の心が入れ替わる」と書くと思い当たる作品は多いのではないでしょうか?

TSは「心はそのままで体が男女入れ替わる」形なので実際には少し違うのですが、筆者はどちらもあまり好きではないのでダメでした。

PBM

この作品の冒頭、実はPBM(Pal By Mail)という形式のゲームと同様のシステムの紹介があります。

PBMは郵便を使って行うTRPGで、マスターに参加者が行動指針を送り、マスターが様々な判定やシナリオとの絡みを考えていくつかの短編小説に仕げて返送するというものです。

一時期PBEM(Play By E-MAIL)というEMailを使った形式に移行しましたが、すぐに廃れてしまいました。

PBMを知っている方は、一巻冒頭で懐かしい気持ちになると思います。

『野生のラスボスが現れた!-黒翼の覇王- 』のKindle予約情報

3巻が2018/9/12に発売されました。

『野生のラスボスが現れた!-黒翼の覇王- 』のKindle新刊既刊情報

最新巻3巻
発売日2018/9/12
次巻4巻
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最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?

異世界転移もので、勇者そのものではないもののそのグループに属する主人公、という感じです。

同時に転移させられた現実世界の知人もいますが、その人達と殺し合う的な展開はなさそうなので(予想)、殺伐とした感じではありません。

異世界の設定の影響もありますが、主人公は身長が低く童顔で「美人のお姉さん」のようなセリフを一言目に発する人物なので、「ショタとお姉さん」的な描写が出て来ます。

が、メインキャラの女性は年下というかさらに子供のようで、メインメンバーの中でもショタ位置ではないよです。

チートスキルの「鑑定」ですが、実際には物語中に主人公自身もつっこむほどに複数のチートスキル所持でスタートします。

戦闘系ではないので「チートスキルでなぎ倒す」ということではありませんが、直接攻撃以外の部分がチートかつ便利すぎて「なんでもできるスーパーマン」になりそうです。

少し変わっているのは以下の点。

  • 勇者が事情により奴隷に身をやつしている
  • 賢者も事情により奴隷に身をやつしている
  • 主人公が勇者と賢者を買い取る

勇者が別に存在していて、その勇者を所有する形(あくまで奴隷状態で出会ったための形式上ものしょうが)はあまり見ないのではないでしょうか。

とはいえ、勇者よりもチートでさらに強くなるような主人公なので、勇者がいたからなんだという感じではあるのですが。

異世界ものとし無難だけれどいくつかの点に特徴がある、というところから、異世界ものが好きな方には進められると思います。

なお、勇者が少々子犬的と言いますか懐き方が微妙に気持ち悪いレベルで、BLとはいいませんが主従的な関係性とは別のものを感じさせる点が気はきになります。

絵柄

商業レベルで可もなく不可もなくという感じで、絵柄の特徴を挙げるのが難しい絵です。

デッサンに大きな狂いはなく、デフォルメの顔も良い感じで、背景もそれなりで。

一応人物は可愛い系なので皺のある老人や彫りの深い顔などは苦手な印象で、背景がやや単調というのはあり、少し安っぽい感じは否めません。

が、他の作品に比べて特に劣る感じはなく。

無難な絵だと思います。

神様

転移をさせた神様は気さくな神様で、少し物語が進むと本人と直接頭の中に声が届く形で話始めます。

頻度は多くないのですが、状況自体をかなり操作しているようで物語への関与度はかなり高いようです。

『最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?』のKindle予約情報

2巻が2018/10/24に発売されました。

『最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?』のKindle新刊既刊情報

最新巻2巻
発売日2018/10/24
次巻23巻
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骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

異世界もので主人公はゲームのキャラクターのまま転移されましたが、ゲーム世界ということではないようです。

ゲームキャラクター時の魔法は使えるため関連はあるはずですが、地理や文化や登場人物などに対する主人公の反応を見る限りゲームそのままではなく、詳細が不明です。

とりあえずのんびり隠れ住みたいようですが、困った人(エルフ)を助けるなどヒーロっぽいことをしだすなど、タイトルのようにのんびりとした展開ではありません。

主人公が高レベルでステータスも装備も最上級のため身の危険がほぼなく、その点では確かに「のんびり」ではありますが。

オーバーロードと同様に骸骨姿でありそれをネタにしたりする場面もありますが、正直あまり必要性を感じません。

物語を動かす要因の1つにはなっていますが、骸骨である強い必要性があったとは思えず現状では単なる特徴の一つという印象です。

「騎士」ではありますが魔法も使う(移動系)ため剣技がメインではありません。戦闘シーンは瞬間移動で不意を打ち高レベルステータスにまかせて撃退という大雑把さです。

この点は物語上の演出でもあり、後ほど改善の必要性を自ら悟りますが。

なお、冒頭で出会う精霊獣がマスコットキャラとしてかなり強めに打ち出されているので、その点は他の作品と少し違います。

ありがちな展開として、成長後に人型にはならないことを願いたいですね…。

絵柄

全体的にまとまっていて大きく崩れることもなく安定しています。

アクションシーンでは描写とアングルに堅さを感じるので、動きを感じる絵ではありません。

主人公が鎧を着ていて毎回これを描くのは非常に手間がかかるのは理解していますが、金属表現が弱く堅さも感じずで微妙です。

こちらは意図的だと思いつつもその理由がわかりませんが頭蓋骨の描写レベルが2つあり、1つはしっかりと頭蓋骨を描いており、1つは球にテクスチャを貼付けたように平面的な頭蓋骨で描かれています。

後者が出る旅に違和感があり気になってしまいました。

細かい点を書いてしまいましたが、エルフの女性はキレイですし、エルフの男性もそれっぽさがしっかりとありますし、背景も適度に簡略化しつつも程度良く描かれていますし、最初に描いたように全体的にはまとまっていて十分楽しめる絵です。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のKindle予約情報

3巻が2018/09/25に発売されました。

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のKindle新刊既刊情報

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発売日2018/9/25
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異世界迷宮でハーレムを

異世界もので、転移先はゲーム中らしき世界です。

知らぬ間にチート能力を得るということではなく、冒頭でゲームのキャラクターメイクをすることで一応のスキルや道具の説明付けがなされている点は珍しいと思います。

また、スキルよりも装備品をチートにすることで、本人は弱いまま武器だけ強いというアンバランスさを表現していて、話に幅が出せる設定です。

対して、自覚的ではあるのですが主人公は口調がおかしく、そこの違和感が拭えません。思考内容は割と納得できても、結果として発言する言い回しや言葉遣いのせいでイロモノに見えます。

この点もストーリーに活かされるのかもしれませんが、気になるものは気になります。

主人公は性格的に難はあれど、物事を受け入れる時も拒絶する時もそれなりに「実際にありそうな」という感じを受けるので、正直でよいとも思えます。

タイトルからして「ハーレム」ですし、ストレートでよいのではないでしょうか。

絵柄

立ちポーズは良いと思いますが、アクションシーンなどでキャラクターやアングルを動かす場面では堅さや狂いが散見されます。

背景、特に自然物の表現が上手いとはいえず、植物などは存在感も質感もあまり感じませんでした。

対してキャラクターの表情は上手いと思います。感情をしっかりと表現して、すんなりと人物の感情が読み取れるでしょう。

2巻ではかなりの長さでSEXシーン(前戯の手前というかベッドに入るまでのやり取りがほとんどですが)を見ると女性の体の描き方に異様に力がはいっている印象で、エロ系の表現力は確かなようです。

なお、原作の影響だと思うので仕方がないのですが、主人公の髪型は受け入れ難いレベルです。サブキャラクターならまだしも、主人公がこの猫耳というかぴょこっと横に尖る髪型というのは…(3巻でなんだかおとなしくなりました)。

3巻でもSEXシーンの表現方法(アングルや濡れ方など)が18禁のそれと同レベルに見えます。一冊のボリュームの中でエロを集中的に描く部分と描かない部分に明確に分けている印象で、常に過度のエロ表現があるということではありませんでした。

『異世界迷宮でハーレムを』のKindle予約情報

3巻が10/26に発売されました。

『異世界迷宮でハーレムを』のKindle新刊既刊情報

最新巻3巻
発売日2018/10/26
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フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~

異世界ものですが、VRゲームの世界に転移という導入です。

物語の開始時点で転移から3年経過していて、転移先の世界で普通(というと微妙ですが)に生活していると言う点は珍しいと思いますので、一応日常系かなと。

ただ、主人公は高レベルプレイヤーということで、このあたりはお約束ですね。

自分で「神をも殺せる>」といっているあたりで中2感が強いですが、全体的にはそこまで中2感は強くない気もします。

冒頭で異世界に着た理由や使命はわからないと語られており、タイトルもフリーライフということで、日常生活ものとして期待できそうです。

が、既に冒頭で影のヒーローよろしく行動しており、日常とはいいがたいといいますかやっぱりそっちかという感じです。

絵柄

デッサン崩れもあまりなく、基本的にしっかりとした絵だと思います。

対して顔の描写が薄いというか、微妙な気はします。

線が少ないからだめということではなく、他の作品では息抜き的に描かれるほわっとした感じの顔がメインの描き方になっている感じで、そこが原因かもしれません。

背景も簡略化の具合がよくないようで、描いているのに単調にみえるなどこなれてない感が強いです。

パートナー的なユミエルというキャラクターのみど的確な描写をしているように見えるので、作者のお気に入りなのかもしれません。

『フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~』のKindle予約情報

なし。1巻が2018/4/26に発売されました。

『フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~』のKindle新刊既刊情報

最新巻1巻
発売日2018/4/26
次巻2巻
発売日情報なし
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異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました 概念交差のストラクチャー

異世界もので、一応世界を救わない系かなと思います。
集団で転移させられた後に勇者志望の人物からの誘いを断り、単独で街に出て「さあどうしよう」という流れなので。

ただし、チートスキルでわりと無茶をやってる感じなので、目をつけられた挙げ句に重大事件に巻き込まれるのでしょうが。

チートスキルは「既存の単数や複数のスキル説明文内の単語を取り出し、順序や場所を入れ替えて新しいスキルを作る」という、半ば何でもありの強さです。

気になるのはこのスキルを他人に使用した場合、エロ系の演出で表現され、どう見ても前戯で感じているというか、やってしまってオーガズムに達している感じです。

もちろん意図的な描き方なのでしょうが、そういうのを求めずに読むとげんなりします。そこに項をさくならもっと物語を掘り下げる描写をしてほしいといいますか…。

なお、主人公は性格的にも肉体的にも体育会系ではないので、素の身体能力で大きな剣を振り回したり、怪力で相手をなぎ倒すようなことはありません(スキルを使ってそういうことをしかねませんが)。

スキル部分がチート過ぎてなんでもこのスキルで解決しそうですから、それ以外の展開を求める方にはあまり楽しめないかもしれません。

反対に、このパターンが好きでエロ表現OKならば楽しめるとは思います。

絵柄

絵柄は繊細で非常に上手だと思います。

明らかにイラストよりの上手さで、肌の質感などを見るとエロ系の人体表現といった感じです。

デッサンが大きく狂うようには見えませんし、ギャクシーンぽい時のデフォルメも好いです。顔がやや面長というか、鼻筋が長いのは絵のクセなのかもしれません。

ヒロインのセシルは特に気合いが入っていて、可愛くエロく見えるように集中的に気を使っているように見えました。

ただ、あまりアクションは向いていないといいますか、「動いてい場面を写真に収めた」ような絵は上手くとも、「動いて見える絵」は微妙な印象です。

[追記]

2巻では絵が崩れています。

特に顔の造形がまとまっておらず、適当に描いているように見えてしまうレベルです。

2巻を購入する場合は、1巻の絵を期待しないほうがよいでしょう。

『 異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました 概念交差のストラクチャー』のKindle予約情報

2巻が2018/7/9に発売されました。

『 異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました 概念交差のストラクチャー』のKindle新刊既刊情報

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ありふれた職業で世界最強

異世界ものですが、一言でいうと中2感満載の作品です。

元は違いますが、主人公は白髪隻眼となり、片腕は機械、武器は銃、コートっぽい服、パートナーは生活力に欠けるようなロリ美少女、というあたりでどういう感じかが分かるかと思います。

召喚の結果与えられた能力は錬金術ですが、これが「ありふれた職業」なのかは微妙な印象です。ネタ的にでてきた農業に関連するスキルの方が意外感があってよかったような…。

序盤は無能力近く、その分を知識でカバーしようという流れだったのでそういう方向かと思いきや、クラスメートの裏切り(もともと仲間感は薄いので裏切りという程のものではないとは思いますが)で窮地に立たされた結果、戦闘狂のような武闘派になってしまいます。

本人の心境などは武闘派ということではないのですが、「無能に近い主人公が知恵を絞って立ち向かう」というものではありませんでした。

なお、序盤の状況はなかなかにエグく絶望的な印象もあり、その点に魅力はあります。

世界の裏側にある約束事的な部分を早めに提示する流れも、今後どう展開するのか気になりますし。

ただいかんせん中2感が強いので、その方向がダメな方はやめておいた方が無難でしょう。

絵柄

序盤の状況が状況なので偏った印象なのですが、線の表現に勢いのある絵柄で、荒々しいといえるかもしれません。

人物を細い線で描くようなタイプではなく、かすれ気味の毛筆で描いているのようなイメージです。

デッサンが大きく狂う感じはないので、質は高いと思います。

モンスターがでてきますが造形があまりしっかりしておらず、勢いで書き切ったという感じでした。全体的に質感の表現が弱いのかもしれません。

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3巻が2018/4/25に発売されました。

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とんでもスキルで異世界放浪メシ

異世界ものながら世界を救わない系(?)で、主役が転移した男の主人公と雄の狼という組み合わせもめずらしく特徴的です(※今後世界を救うのかもしれませんがコミック1巻ではそういう感じはありません)。

例のごとくチートスキルですが、他の作品に比べて方向性が全く違い、なんとAmazonや楽天のようなネットショップの画面が表示され、そこから商品を購入できるという能力です。

基本的にはこの能力で調味料や食材を手に入れて、それを狼に食べさせながら旅をするという流れですが、このスキルで得たものにはある効果があり、それがいろいろと巻き込まれる原因になりそうではあります。

基本的にエロ系がないのでそこも好感が持てます。

召喚されてチート能力で的をなぎ倒しという物語ではないので、少し違った異世界ものを読みたい方にはおすすめです。

旅をしている感も結構あるので、そこも良い感じです。

絵柄

「異世界放メシ」のタイトルは伊達ではなく、食材や調理、できあがった料理の描写は秀逸で、質感の表現も素晴らしいと思います。

キャラクターの描写も適度にデフォルメが効いてますが、リアル系の良さもあります。

アクション主体の作品ではありませんが、アクションシーンの人物描写もよく、デッサンが狂っていたりもしないので、安心して高品質な絵を楽しめます。

一言でいえば「うまい」です。

適度な違和感

食材が現地調達だったりするのが異世界のグルメ漫画の特徴ではありますが、その雰囲気をぶちこわすかのように「焼き肉のタレ」などがぽんぽんと出て来ます。

調味料の存在は非常に大きいのに(中世ものでは塩の価値が高いですが、現代の調味料はその塩の比ではない莫大な価値をもっているわけですし)、あまりにも気軽かつ当然の用に使っているので、この点は違和感を感じます。

が、この気軽さが物語に軽快さを与えているようにも見えますので、良いスパイスなのではと思います。

食事の効果に加えてこういう点も今後の問題になりえるのかもしれませんが。

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のKindle予約情報

なし。2巻が2018/4/25に発売予されました。

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のKindle新刊既刊情報

最新巻2巻
発売日2018/4/25
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モンスターのご主人様

異世界ものですが、冒頭に特徴のある物語です。

物語がはじまる時点で、集団で異世界に転移してから既にいくらかの時が流れており、独自に集落てきなものを作成しています。こういうのはあまり見ない展開ではないでしょうか。

この集落はすぐに消えますが、集落の生き残りが関わってくるようで、異世界ものでありながらデスゲーム的な雰囲気もあります。

タイトルにある通り主人公がチート能力でモンスターを「眷属」にして勢力を拡大する流れですが、能力に気付けた理由や使い方の描写が薄く、能力でというかモンスターが仲間になる状況に出くわしただけのような印象です。

都合良く女性(性別がという意味です)ばかりが眷属になるのと、設定上仕方がないのですが主人公への忠誠心や好意がMAXになりやすいようで、ちょっとやり過ぎ感がもあります。

死んだ女生徒に姿を模したスライムとおそらくやってしまっている部分もあり、葛藤があったとはいえこれもやり過ぎかなと。

このまま女性モンスターばかりになりそうな雰囲気なので、一応ハーレムものかもしれません。

絵柄

あまりよくはないですが、見れない程悪くはありません。

眷属になるモンスター

猫耳が映えた女の子が出てくる訳ではなく、まんまスライムやパペットなどが仲間になる点は良い点だと感じました。

モンスターといえば獣人や獣や竜などを出したいところでしょうが、人型以外を出して来た点に差別化を感じます。

スライムは姿を変えてしまうのでありきたりな感じになってしまいますが。

『モンスターのご主人様』のKindle予約情報

3巻が2019/01/28に発売されます。

『モンスターのご主人様』のKindle新刊既刊情報

最新巻2巻
発売日2018/7/30
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発売日2019/01/28
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月が導く異世界道中

異世界ものですが、召喚されてからほぼすぐに召喚に関わった神から酷い目に合わされてはじまります。

人間の他にも亜人が暮らしている世界で、人間優遇の神様から「人間と話す事は許さない」と定番の言語能力を与えられず、しかしながら人間以外なら良いと亜人と話す言語能力を与えられることになります。

最初にヒロインぽく登場するのがハイランドオーク(いわゆる豚に似た顔を持つオーク)で、よくある「成長したら人間のすがたに」ということもなく(3巻時点ではですが)、オークの少女として登場し続けというのも変わっていると思います。

他のヒロインぽいキャラクターも龍やら蜘蛛やらが本来の姿ですが、一応こちらは設定上の理由から人型になっています。

しかしながら、主人公は人型前の状態を見ているわけで、元蜘蛛という点を理由に明確に拒否という場面は何度も見かけます。この辺りのやりと取りも新鮮な展開なのでおもしろく読めます。

なお、チート能力はかなりのチートですが、授かった経緯が経緯のためチートで何が悪いという感じで読めてしまいます。

開拓もの

物語が進行すると亜空間に出入りすることになります。

その亜空間に亜人としてオークやドワーフ、アルケー(半分人型半分蜘蛛のような姿でちょっと気持ち悪い)などを住わせて街を作るという展開が平行して描かれます。

この亜空間はどこにでも出れる訳ではなく、イメージ的には入り口と出口はほぼ同じ場所のため、亜空間を内を移動して遠くに転移的なものはできない模様です。

この点も珍しい設定かもしれません。

それほどのんびりではない

「異世界道中」という単語や表紙の飲み食いする雰囲気から「のんびりとした放浪の旅物語」を想像していたのですが、そういう要素はあれど少なく、割とエグい展開があります。

例えば、借金をした代償に薬を打たれて買春させれる女冒険者なども出来てきます。

ほかの作品では軽く匂わせるか事前に救出しそうなものですが、この作品では精神的にやられた状態での救出(治癒されて元気になりますがそれはそれでエグいといいますか)される、といった具合です。

絵柄

原作からの制限もあると思いますが、絵柄は正直微妙です。

下手と感じるレベルではないのですが、軽いというか、薄いというか、強い魅力は感じませんでした。

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5巻が2018/10/25出版されました。

『月が導く異世界道中』のKindle新刊既刊情報

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ザ・ニュー・ゲート

ゲームに取り込まれるという異世界ものですが、そのゲームからの開放が物語の始まりになるという少し変わった展開をみせる作品です。

主人公のシンは物語がはじまる前、つまりゲームからの脱出前に鍛えているという設定があるため、ゲーム世界の住人とのレベル差の説明は一応ついていて筋は通っています。

努力の結果手に入れた(ような描写が少ないので単なるチートに見えやすいですが)点は、主人公のテンプレ感を軽減していて読みやすいと感じました。

ゲームクリアから500年が経過した世界を歩くという感じですが、その状況を活かしているのがかつての仲間との再開です。

500年をただの数字ではなく積み上げた年月として想像できれば、再開のシーンには胸に迫るものがあるはずです。

絵柄

モンスターやおじさんを見ると絵柄が少し古めの感じはしますが、女性などはしっかりと「美人」に見えます。

今時とか今時でないとかではなく、見て「美人だ」とすんなり感じられる絵です。

ギャグパートのデフォルメもあるため緩急も付いていますし、飽きのこない構成だと感じました。

漫画担当の三輪ヨシユキ さんは「終極エンゲージ」の作者さんでもあります。

主人公は本来は生産職で店をやっていて、その店がホームとして描かれています。

ただ単に冒険して回るということではない要素であり、「家の中の団らん」的な柔らかいエピソードも出てくるので、その点でもう起伏のある展開が楽しめます。

店で剣を作るシーンもあるなど生産職っぽい描写もありますが、前提としてスキルの使用があるため過程があやふやや簡略化して描かれているため、あまり生産職の作業という印象は持てませんでした。

「自分で伝説級の武器を作れる」というのは明らかにチートですが、これに関しては一応ゲーム時代のシステム範囲内のことなので筋は通っているかと思います。

『ザ・ニュー・ゲート』のKindle予約情報

なし。最新5巻は2018年3月16日に出版されました。

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盾の勇者の成り上がり

異世界ものの中でも私が特に絵と話が好きなのが「盾の勇者の成り上がり」です。

他の異世界ものでもいくつかありますが、召還直後の扱いが相当に酷い部類にはると思います。レイプ疑惑というのはあまり見ないのではないでしょうか?

多くの人間からさらなるいわれのない迫害を受け続けますが、そこからの逆転劇なテーマとなっています。

物語が進むと理解者も増え問題もある程度解決しますが、迫害を行った側が改心する場面があまりないのが興味深いです。

物語が進んでもこれらの多くは態度を変えないか、表面だけ軟化して本質は変わらないように見えるためです。

よって、主人公に敵対するのはモンスターや天変地異だけではなく、むしろ権力や宗教や蔑視の目が常に問題になっています。

この作品においては「主人公にとっての悪役はずっと悪役のまま存在する」というのが重要なのかもしれません。「その時」がきた際にカタルシスが高まるのでしょう。

獣人(亜人)

獣耳や尻尾付き程度ではなく、獣面やほぼ体毛まで獣になっているなど、登場する獣人の獣度合いは様々です。

面白いのは、ヒロインであるラフタリアは猫や犬ではなく狸っぽい獣人という点です(耳と尻尾からの判断ですが)。

ラフタリアの成長は物語でも重要な位置を締めていますが、初期であれば庇護欲を刺激されますし、徐々に母性愛的なものを感じさせるなど、巻を追う毎にどのように変わるのかが楽しみになります。

本来は完全に鳥姿のフィーロも含め、獣人が魅力的ですね。

物語上、召還された国では獣人が相当な迫害を受けていますので、1巻を読んだ方はぜひ読み進めてトラウマ開放(緩和程度かもしれませんが)のカタルシスを得るところまでは見てほしいなと思います。

デフォルメの目が可愛い

シリアスではなくギャグパート的な部分で描かれるラフタリアやフィーロの目が特に可愛いなと思います。

デフォルメが効いているシンプルな描き方なのに、生き生きとして毎回魅入ってしまいます。

スピンオフ

スピンオフで「槍の勇者のやり直し」が展開されていますが…。

あのアホの物語はさすがに読む気になれないので読んでいません。

ただ、これは本編での槍の勇者に印象が変わってしまうのが困ると感じているからではとも思えまして、いつか読むかもしれませんが。

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12巻が2018/12/21に発売されます。

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現実主義勇者の王国再建記

異世界ものの中でも内政に力をいれている作品です。

主人公のソーマは人間的にできすぎている(冷静/合理的/胆力/知性/判断力/行動力/情がある)ため資質ですでにチート感があり、よくある転生後の能力は「物に自分の意識をコピーして操る」という「アイテム操作(+並列思考?)」というチート能力持ちです。

ただ、1巻ではアイテム操作の能力は状況に説得力を持たせる(膨大な書類を短時間で片付けるための理由付け)に用いられた程度で、ソーマ個人の資質で状況を大きく変えていく、という感じのようです。

元の世界の知識を異世界で使うという構図はありがちですが、他の作品に比べると物語に占めるウェイトが大きいため、この作品の特徴になり得ています。

また、作者があとがきで書いているように「物語を丁寧に描く」という方向性のため、駆け足で「〇〇を実行して即成果がでる」ということはなく、短いながらも状況説明や過程の描写が挟まれる点に好感がもてました。

少し違った異世界もので、最初から国単位で変革を起す物語に興味があればお勧めできます。

絵がうまい

商業で出版されているのになにをいまさらという話ですが、絵がうまいです。

おかしなポーズや絵の崩れもありませんし、背景がスカスカだったり妙な擬音語や語尾が乱発されていたりということもなく、安心して読めます。
内政というテーマと相まって、腰を据えて読めるコミックだと思います。

また、個人的には女性の露出が少ないのも良いです。
なんとかして下着を見せて、その下着にこれでもかとシワを書いて局部を強調するようなこともありませんでした。

一応色気担当のようなキャラクターはいますが、見た目がそうなだけで気になるレベルの描写はかなったと思います。

基本的には人材の登用

主人公の出番は多いですが、「主人公以外の人間が命令を実行して動いている」という状況が描写がされています。

多くの人間が状況に関与していることが示されててい、物語世界がしっかりと演出されていると感じました。

また、「何か新しいことを実行する」となった場合は新たな(あるいは既存の)人材とセットで進行していくことになり、結果的に人材登用が重視される物語と言えます。

今の所はですが「山に隠遁している賢者」のような特殊な人材ではなく、市井や山野に埋もれた人材が対象なのでその意味でも好感が持てますし、新たな人材が増えていくこと自体に面白さも感じます。

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2巻が8/25に発売されました。

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